鳶工(とび工)とは?
鳶工(とび工)の仕事内容についてご紹介致します。
目次
鳶工とは
鳶工(とび工)は、建築現場の高所での作業を専門に行う仕事で、鉄骨組み、足場の設置や取り外しなどを、高所で行う職業です。
仕事内容
- 建物の骨組みとなる鉄骨の組み立て、取り付け、補強を高所で行います。
- 建物の外壁の工事を行うための足場の設置を行います。
- 建物の屋根の修理、交換、防水処理、断熱材の取り付けなどを行います。
- 建物の高所の点検を行います。
関連する資格・検定
- とび技能士
- とびの能力を認定する技能検定です。合格すると、とび技能士と名乗ることができます。
- フルハーネス特別教育(フルハーネス型墜落制止用器具特別教育)
- 作業床がない6.75m(建設業では5m)以上の場所で作業する場合、特別教育を受講する必要があります。
- 足場の組立て等作業従事者特別教育
- 足場の組立てを行う場合、特別教育を受講する必要があります。
- 玉掛け技能講習
- クレーン、移動式クレーン、デリック、揚貨装置で玉掛作業を行う場合、技能講習を受講する必要があります。但し、つり上げ荷重が1トン未満の場合には、玉掛け特別教育の受講のみで作業可能です。
- 建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者
- 建築物の骨組みや塔の高さが5m以上である金属製の部材で構成されるものの組立て、解体又は変更の作業をする場合、1名選任する必要があります。
鳶工のメリット
- 需要が安定している
- 一般的に高い収入を得られる
- 独立して高収入を得るチャンスがある
- 高所が得意な場合、その強さを活かせる
鳶工のデメリット
- 高所作業のため、怪我や事故のリスクを伴う
- 厳しい肉体労働が必要となる
- 季節によって閑散期があり収入の変動がある
- 高所が苦手な場合は不向き
まとめ
鳶工(とび工)は、建設現場になくてはならない、安定して高い需要がある仕事です。
高所が苦手でなくて、体力に自信がある場合は、就職活動をする際の職業の1つとして考えてみては如何でしょうか?