型枠大工とは?
型枠大工の仕事内容についてご紹介致します。
目次
型枠大工とは
型枠大工とは、建物の基礎、壁、柱、梁、床などの形状に合わせた型枠の作成、設置、解体を行う職業です。この型枠にコンクリートやセメントを流し込んで、構造物を形成します。
仕事内容
- 建築図面に基づいて、コンクリート部分の形状に合わせた型枠の設計を行います。
- 設計に従って、木材や鋼材で型枠を作成します。一般的には加工がしやすく扱いやすい木材が使用されます。
- 作成した型枠を取り付けます。
- 型枠に注入されたコンクリートの硬化後、型枠を取り外します。
関連する資格
- 型枠施工技能士
- 型枠施工の技能を認定する技能検定です。合格すると、型枠施工技能士と名乗ることができます。
- 型枠支保工の組立て等作業主任者
- 型枠を支えるための支保工の組立てや解体を行う場合には、型枠支保工の組立て等作業主任者を選任する必要があります。
型枠支保工の組立て等作業主任者になるためには、型枠支保工の組立て等作業主任者技能講習を受講する必要があります。
- 玉掛け技能講習
- クレーン、移動式クレーン、デリック、揚貨装置で玉掛作業を行う場合、技能講習を受講する必要があります。但し、つり上げ荷重が1トン未満の場合には、玉掛け特別教育の受講のみで作業を行うことができます。
型枠大工のメリット
- 型枠の完成時や、型枠から構造物が形成された時に充実感が得られる
- 物づくりの楽しさを味わうことができる
- 一般的に高い収入を得られる
型枠大工のデメリット
- 悪天候の中でも屋外で作業をすることがある
- 厳しい肉体労働が必要となる
- 環境や場所が頻繁に変わることがある
まとめ
型枠大工は、建物の基本的な構造を作る重要な仕事です。
体を動かして物づくりの楽しさも味わえる魅力的な職業の1つです。
就職活動をする際の職業の1つとして考えてみては如何でしょうか?