防水工とは?
防水工の仕事内容についてご紹介致します。
目次
防水工とは
防水工とは、雨が建物へ侵入しないようにするためのシート防水の施工、建物の外壁などの隙間から雨や外気が入らないようにするためのシーリング(隙間を埋める)などを行う職業です。防水工事を行うことで、建物の水密性、気密性、耐久性が向上します。
仕事内容
- 建物の屋上、屋根などにルーフィングシート(防水シート)の敷設を行います。シートの敷設には、下地に溶かしたアスファルトをかけてシートを重ねてたり、アスファルトを含んだシートをトーチバーナーで炙って溶かしながら下地と接着させるなど、様々な工法があります。
- 建物の外壁などの隙間や接合部をシーリング材で埋めます。
- 防水用の塗料やコーティング材料を塗装します。
関連する資格
防水工として働く際に必要となる資格はありません。
但し、防水施工の技能を認定する防水施工技能士の資格を持っていると就職活動や営業をする際に有利になります。
防水工のメリット
- 需要が安定しているため、雇用が安定する
- スキルを磨くことで、専門職としての地位を築くことができる
- 独立して高収入を得られるチャンスがある
- 塗装業の兼業や転職がしやすい
防水工のデメリット
- 厳しい肉体労働が必要となる
- 高所作業や建設現場での作業の場合、事故や怪我のリスクが伴う
- 安全対策が不十分な場合、有機溶剤中毒などの健康被害を受ける可能性がある
まとめ
防水工は、建物の水密性、気密性、耐久性が向上を向上させる重要な仕事です。
資格がなくてもすぐに働けるため、就職活動をする際の職業の1つとして考えてみては如何でしょうか?