左官工とは?
左官工の仕事内容についてご紹介致します。
目次
左官工とは
左官工(さかんこう)とは、建築や工事現場などで、床や壁、天井などをコテで表面仕上げ作業を行う職業です。表面仕上げを行うことで、見た目を美しくしたり、防水性や耐久性が向上します。
仕事内容
- 床や壁、天井などにモルタルやセメントを塗り、コテで表面を滑らかにします。
- 壁に模様ができるように装飾を施します。
- 床や壁、天井などの表面に防水処理を施します。
- 壁や床にタイルや石材などを配置して、外観や内装を魅力的なものにします。
- 劣化した部分の補修を行います。
関連する資格
- 左官技能士
- 左官の技能を認定する技能検定です。合格すると、左官技能士と名乗ることができます。
- 登録左官基幹技能者
- 上級の職長として、技能者への指示や指導、見積もり作成から施工までの調整などを行う技能者です。
登録左官基幹技能者になるためには、登録左官基幹技能者講習を受講する必要があります。
また、受講条件の中には、左官工として10年以上の現場施工経験を求めるものもあります。
左官工のメリット
- 外装や内装を装飾する際に、芸術的な感性を活かせる
- 手先の器用さが活かせる
- 高い需要がある
- 手に職を付けることで長く働ける
- 建設業の中では怪我や事故のリスクが低い
左官工のデメリット
- 長時間の立ち仕事や重い材料の運搬など、体への負担が大きい
- スキルの習得に時間と経験が必要となる。
- モルタルやセメントなどを扱うため、呼吸器や皮膚への健康リスクがある。
まとめ
左官工は、建物の美観や機能性を向上させる重要な仕事です。
体を動かして物づくりの楽しさも味わえる魅力的な職業の1つです。
就職活動をする際の職業の1つとして考えてみては如何でしょうか?